リフォーム

リフォームとリノベーション

リノベーションという言葉をよく耳にしますが、リフォームとリノベーションの違いとは一体、何なのでしょう。色々調べてみると「リフォーム」は原状回復、「リノベーション」はそれに新たな付加価値を付けたものと書かれているものが多いようです。広義でリフォーム、狭義でリノベーションなどと書かれている場合もあるようです（リノベーションはリフォームの一部）。ここではリノベーションも含め、リフォームというカテゴリーで一括りにして、ご説明したいと思います。

各種リフォーム（費用の目安）

トイレリフォーム　　費用15万円～　　施工日数１～２日
浴室リフォーム　　費用55万円～　　施工日数２～３日
キッチンリホーム　　費用30万円～　　施工日数１～２日
和室から洋室へのリフォーム（6畳間）　　費用100万円～　　施工日数４～８日
屋根の葺き替え（20坪）　　費用100万円～　　施工日数４～６日
屋根・壁面塗装（20坪2階建）　　費用130万円～　　施工日数７～１４日
店舗改装　　費用300万円～　　施工日数５日～
大規模リフォーム・増築　　費用1000万円～　　施工日数１５日～

状況により大きく変わる場合もありますので、あくまで目安としてお考え下さい。見積もりは無料です、お気軽にご相談ください。

リフォームまでの流れ

標準的な流れはこのようになります。

お問合せを頂きましたら、まずは現地調査をさせて頂きます。正確な見積もりを出すためにも現地調査は必要です。
現地調査から１～２週間程度でお見積りをご提出いたします。
お見積りをご検討いただき、変更や追加などありましたら、遠慮なくお申し付けください。
受注いただきましたら、数日から数週間で工事に入らせていただきます。工事の規模や、混み具合によりお待ちいただく場合があります。

再建築不可物件のリフォーム

接道義務を満たしていない、市街化調整区域内にあるなど再建築ができない物件の場合、大規模リフォームや、リノベーションができる場合があります。新築は無理としても、基本構造体を残してほとんど新築同様にリフォームすることが可能ですが、融資などの面でハードルが高いのも事実です。不動産部を併設している当社の強みとして、物件の売買や融資、大規模リフォーム工事に至るまでトータルで対応させていただきます。再建築不可物件をお持ちの方でお悩みの方は是非、当社までご相談ください。

大規模リフォームの施工例（基礎）

もともと布基礎だったところに鉄筋を組み、べた基礎にします。これにより地中からのシロアリの侵入や、地面からの湿気を防ぐことができます。また地面への荷重を分散させることもできます。

大規模リフォームの施工例（間取り変更による補強）

大規模リフォーム、リノベーションの場合、間取りも当然変わってきます。新しい間取りに合わせて不要な柱を取り除いたり、補強のために新たな柱や梁を入れたりします。在来工法の場合、柱があるため思い通りの間取りに出来ない場合もありますが、このように柱の位置をずらしたり梁を入れ補強する事で、極力ご希望に添えるように対応させていただきます。

大規模リフォームの施工例（補修）

主要な構造体を残して、傷んでいる部分は新しい柱や梁に取り替えます。ご覧のように屋根などはほとんど全て新しくなっています。リフォームと言えども、新築に劣らない状態になります。

在宅ワーク向けリフォームの提案

新型コロナウイルス、働き方改革の流れの中で、在宅ワーク（リモートワーク、テレワーク）が定着しつつあります。この流れは一過性のものではなく、今後の働き方の一つの選択肢になってくるのかも知れません。これから新築される方は書斎を設けるなどワークスペースを検討される方もいらっしゃるかと思いますが、すでに住宅をお持ちの方は在宅ワークするスペースがない、周りがうるさくて仕事に集中できないなど、お困りではないでしょうか。そんな悩みを少しでも解消できるリフォームをご検討されてみてはいかがでしょう。

押入をワークスペースに

LIXIL ヴィータスパネル（デスクタイプ）

押入やクローゼットなどの収納スペースを活用して、ワークスペースを確保します。収納スペースに合わせて組合せ自由。

参考価格：１１８，０００円～（税抜、工事費別）

二重窓で防音対策

LIXIL 樹脂製内窓インプラス

既存窓に内窓を設置して、気になる騒音をカットします。併せて遮熱効果や、断熱効果も期待できます。

参考価格

腰窓：２７，０００円～（税別、工事費別）

掃出窓：５１，０００円～（税別、工事費別）

シェードを取付けて気分はワーケーション

LIXIL スタイルシェード

天気のいい日は、ベランダやバルコニーにシェードを取り付けて、ワーケーション気分で仕事をする。きっと仕事も捗るはずです。

参考価格：３１，０００円～（税別、工事費別）

この他にも、ご希望に合わせたリフォームが可能です。ご自宅にワークスペースをご検討中の方は、是非ご相談ください。

施工例

東林間・N様邸（2022年）

リビングダイニングのフルリノベーションをお手伝いさせていただきました。お客様のこだわりとセンスでモダンテイストのかっこいい空間の出来上がりです。メーカー系の住宅のため様々な制約の中で、うまく折り上げ天井（天井の段差）にすることができました。間接照明が程よくアクセントになっています。

当麻・S様邸（2022年）

当初、「ウッドデッキを作りたい」というご要望だったのですが、和風建築だしヒノキ材を使った濡れ縁がいいのではと思い、ウッドデッキと濡れ縁の2パターンでご提案したところ、「濡れ縁で」という事になりました。屋根も平葺きで純和風に仕上がりました。（「濡れ縁」と「ウッドデッキ」の違いは？というと、これといった決まりはないようです。ここでは洋風を「ウッドデッキ」、和風を「濡れ縁」としました。）

屋根に使う材料の手刻み風景です。最近では工場でカットしてくるプレカットが主流なのですが、数も少ないので大工さんによる手作業となりました。大工さんも久しぶりの手刻みで、心なしか楽しそうです。

屋根の組み立て風景、こうやって組み立っていくんですね。

屋根が組みあがったところ。ヒノキの白木がきれいです。

濡れ縁は簀子状にしたものを並べて敷いていきます。これで形になってきました。

濡れ縁の先を揃えて、（お客様の要望で）脱着式の手すりを付けて完成です。

最後に塗装をしました。ホントは白木のままがきれいなのですが、どうしても変色は免れないので塗装を施します。夏の暑い日に、ここに座って冷えたビールなんか飲むと美味しそうですよね。

矢部・S様邸（2021年）

再建築不可物件のフルリフォームをお手伝いさせていただきました。既存住宅を一部減築してのフルリフォームとなりました。

リビング・ダイニングには琉球畳のこあがりを設けました。オープンキッチンとの間のカウンターは、こあがりに腰かけたままで利用できるのが特徴です。

全体的に統一感を持たせたデザインになっています。また廊下など有効的に収納スペースを設けました。

リフォーム着手前、現場調査時点の画像です。

間取りが全面的に変更になるため、建具や不要な壁はすべて解体撤去します。また減築のため建物の一部も解体。

新しい間取りに合わせて柱や間柱を入れていきます。また傷んでいる箇所があればこの時点で対処します。

床や壁を張っていきます。建具も取り付け、外壁も仕上げていきます。ここまで来るとほぼ新築同様です。

はるひ野・S様邸（2020年）

マンションのフルリフォーム（リノベーション）です。リビング・ダイニングは開放的なワンルームに。リビングには琉球畳、フローリングは無垢材を使用しています。床暖房で冬も快適。ウォークインクローゼットはどの部屋からも入ることができます。

その他

東林間・N様邸

天然無垢材のフローリングはサンダー（やすり掛け）して塗装する事で、光沢がよみがえりました。

愛川・Y様邸

和式から洋式トイレへのリフォームです。老後の事も考慮して、はね上げ式の手すりも取り付けました。

相模大野・C様邸

リフォームに併せて屋根裏収納の設置です。

相模大野・C様邸

広々とした屋根裏収納が確保できました。

下九沢・K団地

低予算のリフォーム、襖にクロスを貼るだけでこんなにイメージが変わります。

　このほか、Instagramにも掲載しています。

番外編

ちょっと珍しいところでは、キウイ棚などの製作も行っています。サビに強い亜鉛鍍金を施した単管パイプを組み上げたものです。専用のジョイントを使っているので見た目も美しく、耐久性も抜群です。ブドウ棚としても活用できます。

とある大学の研究室からの依頼で作成した棚です（この上に天板が付きます）。限られたスペースの中に納めるために、特注で製作しました。使っている材料はツーバイ材（2×4と1×4）です。

CADで設計した後CG化しています。お客様に仕上りを事前にイメージしていただく事ができました。

提案力

平面図や立面図など、普段から図面を見慣れない人は、どのような感じに出来上がるのかをイメージしにくいものです。3D-CADを駆使する事で、検討の段階から質感や色、照明の当たり具合などを確認することが出来、完成時のイメージもしやすくなります。視点を変えたり、レイアウトを変更したり、ご要望に合わせたご提案をお出しする事が可能です。

屋根診断

自分の家の屋根はよく見えないものです。雨漏りや、ご近所の指摘で異変に気づく事が多いようです。雨漏りしてからでは遅いので、気になりだしたらご相談ください。台風シーズン前の点検や、台風通過後の被害状況確認など、お気軽にお問い合わせください。屋根診断は基本料金5千円ですが、診断で不具合が見つかり修繕を行った場合は、修繕費用から5千円を引かせてもらいますので、実質無料となります。